京都園芸倶楽部

 

一般財団法人 京都園芸倶楽部

■■ みんなで、植物について笑顔で学んでみませんか?

 

■■ 歴史と沿革

大正12年(1923)7月 ~ 現在

 

私たちの京都園芸倶楽部は、一心同体の京都府立植物園より1年早く、2023年7月23日に創立100周年を迎えました。園芸倶楽部は大正12年(1923)7月に、堂上華族の勧修寺伯爵を代表として、京都大学理学部郡場 寛教授他を評議員として発足しました。一方、府立植物園は大正13年に大正天皇の即位を記念して、大典記念京都植物園として開園し、初代園長に郡場寛教授が就任しています。

第2代園長には京都大学農学部菊池秋雄教授が就任しました。植物園の発足以来、園芸倶楽部発起人などが歴代園長となり、植物園活動の充実などに大きく関わってきました。勧修寺伯爵は昭和11年に亡くなられまして、それに伴い倶楽部事務所は勧修寺邸より植物園に移され現在に至っています。

京都倶楽部は毎月1回の例会(講演会、見学会など)を戦争中も欠かさず開催し、この8月で1223回になります。会誌の『京都園芸』も不定期ながら、現在までに103集を発行し、「御室の桜」、「京都名園図説」など、貴重な文献となっています。また昭和4年以来、月報として『京都園芸時報』を発行し、その後昭和37年に「園芸春秋」と改称して毎年10回発行し、この8月で653号を迎えています。

特筆すべきは「春のつばき展」で、京の神社仏閣や個人宅に守り育てられてきた銘椿を発掘し、広く一般に紹介してきています。昭和38年には京都市と共催で、岡崎の市勧業館で「つばき名品展覧会」を開くと共に『京都園芸第40輯(椿特集号)』を発行し、椿ブームの原動力ともなりました。昭和39年以降は植物園と共催となり、この3月には第62回目のつばき展を開催しています。

一般には非公開の門跡寺院の大聖寺、林丘寺の椿に加え、霊鑑寺、法然院、大徳寺塔頭等の銘椿が一堂に展示されます。また大徳寺瑞峯院の前田前和尚による、掛け軸と花材、花器を使った「茶花コーナー」も設けられています。

諸先輩が守り育ててきたこれらの園芸文化の燈火を、私達は守り育てています。 

 

京都園芸倶楽部

 

 

■■ 勧修寺 初代会長とともに

 

 

京都園芸倶楽部

 

■■ 京都園芸倶楽部 役員

 

会 長 畑山裕子

副会長 大菅誠司

常務理事 小川久雄

 

理事 服部 仁

理事 藤目幸擴

理事 森田美保子

理事 森脇雅子

理事 渡辺弘之

 

監事 足立健夫

監事 市 忠顕

 

評議員 市原裕子

評議員 岩澤有徑

評議員 田村芙美子

評議員 寺林 敏

評議員 戸部 博

評議員 成田研一

評議員 西尾敏彦

評議員 福岡正行

評議員 細木高志

評議員 前田継道

 

 

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